Home > 夏フェス関連 | ライブレポート > フジロックフェスティバル2013の感想など

フジロックフェスティバル2013の感想など

今年も行って来ました、FUJI ROCK FESTIVAL ’13。3日間とも晴れだった去年とは違い、今年は強い雨が降ったり急に晴れたりとフジロックらしい天気となりました。ただ観客動員数が去年より3万人ほど少なかったおかげで、食べ物もほとんど並ばずに買えたりと快適な所もありました。


 

 


前夜祭:SKINNY LISTER

もともとは2日目だけに出演するはずだったSKINNY LISTERが前夜祭に出演してくれたました。ライブはなんと言っても「楽しい」の一言で、どの曲でも観客は大盛り上がりでした。特に”Rollin’ Over”や、ラストの”Colours”は会場全体が大合唱につつまれるぐらいの勢いでした。今年のフジロックで純粋にライブの楽しさをを体感できたのはこのSKINNY LISTERが一番だったかもしれません。


 
 


2013.07.27 (1日目)

CJ RAMONE

ラモーンズの元メンバーということで、そこはどうしてもラモーンズの曲を期待してしまう所。実際、ラモーンズの曲をたくさんやってくれたのですが、モーンズの曲を聴いてると、やっぱり昔のパンクもいいなぁなんて改めて感じます。一番最後の”GABBA GABBA HEY”で「GABBA GABBA HEY」と書かれたプラカードが観客達から一斉に上がったのも素敵でした。


 
 


FUN.

海外では既に絶大な人気のあるFUN.がフジロックにも出演!ということで、もの凄く楽しみにしていたのですが、実際のライブはその期待を全く裏切らない素晴らしいものでした。ボーカルの飛びぬけた歌唱力も去ることながら、やはり会場全体を盛り上げる楽曲の良さが際立っていました。彼らはスタイルはまさにエンターテイメント・ロックの王道を行っているような気がします。


 
 


MY BLOODY VALENTINE

以前はフジロックのヘッドライナーも飾ったことのある大物、MY BLOODY VALENTINEが夕方の時間帯に出演ということで、期待するところもあったのですが、実際は微妙な結果でした。上手くチューニングできていないのか、ボーカルの声が全く聞こえず、まだ明るい時間帯ということもあって、トリップ感も得る事ができませんでした。せっかく、素晴らしいバンドのはずなのに消化不良だったのは残念です。あと、個人的に一番好きだった”Sometimes”をやってくれなかったのもマイナスポイント。


NINE INCH NAILS

この時は開始早々から雷の轟音が響き渡るような天候で、伝説とされているサマソニ09の雷雨の中で行われた時のライブを彷彿とするようでした。トレントは究極の雨男なのだろうか?そんな夜空もピカピカと光る雷の中、ステージのライティングや演出も素晴らしく、グリーンステージ一帯がNINE INCH NAILSの渦に巻き込まれていくような状態でした。やはり、NINE INCH NAILSはどの曲もカッコよくて、つい放心状態で見とれてしまうライブでした。

以下、NINE INCH NAILSのセットリスト

1. Copy of A
2. Sanctified
3. Came Back Haunted
4. 1,000,000
5. March of the Pigs
6. Piggy
7. Reptile
8. Terrible Lie
9. Closer
10. Gave Up
11. Help Me I Am in Hell
12. Me, I’m Not
13. Find My Way
14. The Way Out Is Through
15. Wish
16. Survivalism
17. The Good Soldier
18. Only
19. The Hand That Feeds
20. Head Like a Hole
21. Hurt


DEATH GRIPS

1日目のラインナップの中で密かに期待していたのがこのDEATH GRIPS。変態的で荒削りなラップがたまらないアーティストなのですが、実際に生で見るライブもまさに変態的でした。まず、アーティストの後方だけから強い照明が当たっているせいで、アーティストの表情などは見えず、影としか認識できないという状況。さらに、曲と曲の間に間を空けずに連続させて曲を披露していくのが彼らのスタイルで、観客は休みなしに頭を振り続けるという状態。いままで色んなアーティストを見てきましたが、ここまで変態チックで最高なライブはなかった気がします。そういう意味でも記憶に残る最高のパフォーマンスでした。


 
 


2013.07.27 (2日目)

LAMA

2日目の最初に見たのがこのLAMAというバンドでした。普段は日本のバンドは聞かないのですがこのLAMAは何か魅かれるものがありました。特に女性の透き通ったボーカルとエレクトロな曲調がマッチしているところが良かったです。”Parallel Sign”なんかはほんといい曲なのでもっと売れてもいい気がします。


 
 



KYTE

KYTEはずいぶんと前にサマソニで見て以来の2度目でした。最近は楽曲の傾向も変わってきているようですが、やはり初期の頃の曲のほうが断然良いです。”Sunlight”や”Boundaries”など。以前はポストレディオヘッドなどと言われていました今はどうなんでしょうか?ぜひ音楽シーンからフェードアウトせず頑張って欲しいところです。


 
 


TOM ODELL

ちょうど大雨が降って来た時でもあって、超満員のレッドマーキーにおいてライブは始まりました。感想としては予想以上にアグレッシブで刺激的という感じでした。はじめはゆっくりとした曲調で、だんだんとピアノ鍵盤を叩く勢いが強くなっていき、最後には曲全体の雰囲気も重厚で激しくなっていくような曲が多く、そのつど曲の展開と迫力に圧倒されました。そして、予想外にも最後を飾ったのが”Hold Me”という曲。このアップテンポな曲が会場全体をぐっと盛り上げ、華々しい終演となりました。


FOALS

TOM ODELLが終わったらすぐにグリーンステージに移動してFOALSを鑑賞。フジロックでは08年にレッド・マーキー、10年にホワイトステージ、13年にグリーンステージというように着々とステージのキャパを上げている実力派です。雨の影響で少し肌寒い状況でしたが、安定感のある彼らのライブはなかなか良かったです。”Cassius”を聞くのを楽しみにしてたのに演奏してくれなかったので、それだけが残念でした。


 
 


BJORK

BJORKを観るのはこれが初めてでしたが、あまりに凄すぎました。今年のフジロックのベストアクトは?と聞かれたらBJORKと言うしかないです。あのよく分からない電気の出るセット、コーラス隊、そしてBJORKの衣装、仕草、すべてが魅力的で感動しっぱなしでした。あんであんなに可愛く「ありがと!」と言うのか?何であんなに可愛くちょこちょこ動き回るのか?すべてが最高でした。また、セットリストも往年の代表曲から最近の曲までをうまく盛り込んだ完璧な内容でした。とりあえず、いまこうしてブログを書きながらもまた観たいという衝動が起きています。

以下、BJORKのセットリスト

1. Cosmogony
2. Hunter
3. Thunderbolt
4. Moon
5. Crystalline
6. Hollow
7. Hidden Place
8. Heirloom
9. One Day
11. Jóga
12. Pagan Poetry
13. Army of Me
14. Mutual Core
15. Hyperballad
16. Pluto
17. Náttúra
18. Encore:
19. Óskasteinar
20. Declare Independence


FEED ME

BJORKの後にスペシャルゲストとして登場したのがFEED MEでした。ダブステップ、エレクトロハウスをハイブリッドした音楽性が心地よく、理由なしに楽しい時間を過ごさせてもらいました。歯の大きなあのキャラクターを模したセットも素晴らしかったです。


2013.07.28 (3日目)

DIIV

数多く出演する若手バンドの中で自分が一番注目していたのがこのバンドでした。サイケデリックな曲調と心地のいいグルーヴ感がたまらないバンドで、生の演奏も想像通りの素晴らしいものでした。体を揺らさずにはいられない曲の良さも去ることながら、ボーカルが時折見せるもの凄い絶叫もいいアクセントになっていました。その絶叫があまりに大きくて耳がキーンとなるほどでしたがそれも今となってはいい思い出です。ほんとに今後の活躍が楽しみなバンドだと思います。


 
 


DAUGHTER

ダークでメランコリックなサウンドが特徴のスリーピースバンドですが、これも素晴らしかったです。たぶんレッドマーキーというあまり大きくないステージで、屋根のある暗い環境というのが彼らのサウンドの良さをさらに引き立てていた気がします。会場が全体が静寂に包まれたような感覚になり、他の観客もステージに顔を向け集中して聞いていたのが印象的でした。


 
 


加藤登紀子&THEATRE BROOK-半世紀ロック

MUMFORD & SONSを観るためにグリーンステージに移動したときに最後の15分ぐらいを見ました。その時はジョン・レノンのイマジンや、エディット・ピアフの愛の賛歌を歌っていた気がします。やはり加藤登紀子は歌が上手くてほんと感動しました。原発の事も色々と話されていましたが、個人的にはそんな事をここで話してどうするんだ?という想いでした。訴えている事の是非は置いておいて、音楽と政治的思想を結びつけていることに気持ち悪さを感じます。


 
 


MUMFORD & SONS

海外ではフェスのヘッドライナーを務められるぐらい人気と実力のあるバンドなので、それを知ってる人は夕方の時間帯に出演というのは違和感があったかもしれません。そして、個人的には何年も前から彼らの来日公演を待ち望んでいたので、ついに夢がかないました。彼らのライブは演奏の圧倒的な安定感と、シンガロングを巻き起こす多数の楽曲で大変楽しめるものになりました。まだアルバムを2枚しか出していないですが、彼らのパフォーマンスには既に大物の貫禄が漂っており、今後は日本のフェスでもヘッドライナーを務めるぐらいに成長していくかもしれません。


 
 


VAMPIRE WEEKEND

VAMPIRE WEEKENDをフジのグリーンステージで見るのは2回目でしたが、前回よりも格段にレベルが上がっているような気がしました。まず、驚いたのがグリーンステージを埋め尽くす人の数でした。他のステージには人がいなくなってしまったのではと思うほど、多くの人が集まっており、日本での人気も確実に得ているのだということを改めて感じました。ライブは相変わらずリズミカルで、ポップで、楽しいものでした。特に3枚目からの楽曲がいい味を出していた気がします。

以下、VAMPIRE WEEKENDのセットリスト

1. Cousins
2. White Sky
3. Cape Cod Kwassa Kwassa
4. I Stand Corrected
5. Diane Young
6. Step
7. Holiday
8. Unbelievers
9. Horchata
10. Everlasting Arms
11. A-Punk
12. Ya Hey
13. Campus
14. Oxford Comma
15. Giving Up the Gun
16. Obvious Bicycle
17. Walcott


 
 



THE CURE

今年のフジロックの最後に観たのがこのTHE CUREでした。が、3時間ぶっ続けで長すぎです。21時40分ごろにライブがスタートして、そこから3時間やった為に終わったのは24時を過ぎてからでした。フジロックの歴史の中でも日をまたいで終了したのはこれが初めてだったそうです。長いとはいっても、そこはTHE CURE。名曲ばかりなので十分楽しめましたし、ベテランの風格を存分に味わう事ができました。

以下、THE CUREのセットリスト

1. Plainsong
2. Pictures of You
3. Lullaby
4. High
5. The End of the World
6. Lovesong
7. Push
8. In Between Days
9. Just Like Heaven
10. From the Edge of the Deep Green Sea
11. Prayers for Rain
12. Sleep When I’m Dead
13. Play for Today
14. A Forest
15. Bananafishbones
16. The Walk
17. Mint Car
18. Friday I’m in Love
19. Doing the Unstuck
20. Trust
21. Want
22. Fascination Street
23. The Hungry Ghost
24. Wrong Number
25. One Hundred Years
26. Disintegration
27. Dressing Up
28. The Lovecats
29. The Caterpillar
30. Close to Me
31. Hot Hot Hot!!!
32. Let’s Go to Bed
33. Why Can’t I Be You?
34. Boys Don’t Cry
35. 10:15 Saturday Night
36. Killing an Arab


まとめ

今年のフジロックはBJORKやNINE INCH NAILSなど、ヘッドライナーのアーティストがとても印象に残りました。若手だとMUMFORD & SONS、SKINNY LISTER、DIIVあたりがすごい良かったです。VAMPIRE WEEKENDやFOALも良かったのですが、過去に一度見ていたバンドだったので、そこまでの感動や衝撃はありませんでした。個人的な意見ですが、初めてそのバンドを見て味わう衝撃に勝るものはないです。

以上、今年もごちそうさまだでした。また来年!



他のフジロックの感想記事


・フジロックフェスティバル2015の感想
・フジロックフェスティバル2014の感想
・フジロックフェスティバル2012の感想
・フジロックフェスティバル2011の感想
・フジロックフェスティバル2010の感想




コメント:0

Remember personal info

Home > 夏フェス関連 | ライブレポート > フジロックフェスティバル2013の感想など

検索
フィード
メタ情報

Return to page top