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夏の終わりに快晴の苗場山を登山してきた

9月の初め、前々から行きたかった苗場山に行ってきました。

苗場山は百名山の一つで、山頂付近に広がる湿原が美しい山。というわけで、その時の感想などを適当に書いていこうと思います。


今回のルート




かぐらスキー場、赤湯温泉、和山温泉など、苗場山に登るための登山口は複数ありますが、今回は小赤沢ルートの三合目から登るルートを選びました。

理由は往復の標準コースタイムが6時間で一番短く、一番楽に登ることができるから。短い時間で登りたい方は子赤沢三合目駐車場から登るのがオススメです。

ただし、三合目駐車場はバスは通っていませんので車でアクセスする必要があります。

小赤沢三合目駐車場


小赤沢三合目駐車場

朝の7時頃に子赤沢駐車場に到着です。この駐車場に辿り着くには細い林道をひたすら車で走る必要があるのですが、そういった道に慣れてなかったのでヒヤヒヤものでした。

そして、天気の良い土曜日という絶好の登山日和でしたが、駐車場は5台ほどしか停まっていませんでした。写真では見えていないですが、この奥にはさらに駐車場が広がっています。50台くらいは余裕で停められそうな駐車場なので、満車で停められないということはあまりなさそうです。

また、この駐車場には公衆トイレが設置されていますので、登山前の身支度も整えることができます。ただし、トイレは大量のハエが飛び交い、臭いもキツイので要注意です。トレイがあるだけ有難いんですけどね・・。

小赤沢三合目登山口




駐車場の脇にある登山口からいざ出発です。ここに登山届をポストも設置されています。




最初は朝日が差し込む明るい樹林帯の道をひたすら登っていきます。




しばらく歩いていると4合目の杭が現れました。親切にも5合目まで何メートルなのかも書いてあります。




陽射しがなんとも幻想的。樹林帯を歩くのはたいくつになりがちですが、時より美しい景色が見れるとなんだかテンションが上がります。




朝露に濡れて輝くムラサキの実。後で色々と調べてみましたが、なんの植物なのかわかりませんでした・・。




前日まで雨が降っていた影響か、登山道を水が流れている箇所もいくつかありました。濡れた岩などで滑らないように慎重に進んでいきます。

また、そこまで危険ではありませんがこのルートにはいくつか鎖場もありますので要注意です。




そしてこちらは下を向いて咲くソバナという植物。朝露に濡れた青い花びらが美しい。




1時間半ほど登ると、森林限界に達したのか背の高い木がなくなり、空が開けてきました。

雲ひとつない青空がほんとに気持ちよかったです。




そして、九合目を過ぎるとこんな苗場山らしい景観が広がっています。ここからは木道も整備されていますので、歩きやすい道が続きます。




夏から秋にかけて咲く、イワショウブが咲いていました。白いのが花で、赤く染まっているのは実です。




広角レンズなので写真では上手く撮れませんでしたが、空気が澄んでおり、北アルプスの山脈を見渡すこともできました。



美しく広がる広大な湿原。これぞ苗場山の風景。




途中、いくつかの石仏が並んだスポットがありました。この石仏は日本神話に出てくる神々を祀っているのだとか。




湿原といいながらも、このように岩がゴロゴロしたダイナミックな景観も広がっていました。




所々木道が老朽化しており、それが少し気になりました。注意して歩いていないと足を取られます。

苗場山自然体験交流センター


苗場山自然体験交流センター




苗場山自然体験交流センター

宿泊料:8800円(素泊まり6300円)
収容人数:92名
営業期間:6月1日~10月下旬 
水場:あり
トイレ:あり
ホームページ:http://sakae-akiyamago.com/play/587/

収容人数92名で比較的大きめの山小屋。苗場山にある山小屋はここだけです。小屋の横にはたくさんのベンチが並んでいて、休憩にもピッタリな場所になっていました。

苗場山山頂


苗場山山頂

そしてこれが苗場山の山頂。残念ながら山頂付近は木に囲まれており、眺望がありません。




苗場山山頂から東に10分ぐらい歩いていくと、眺望が開けるポイントがあります。連なる山並みが素晴らしい景色。




苗場山山頂の湿原をのんびりと時間を過ごし、下山を開始します。

たまたまだったのかもしれませんが、山頂付近は男性のソロハイカーばかりでした。ふと周りを見渡すと男性のソロばかりが5~6人もいてビックリしました。そんなに男性のソロハイカーに人気の山なのでしょうか?(笑)




登りの時もそうでしたが、下山時にも苦しめられたのが、この丸太の道。

このルートでは輪切りにされた丸太が上記のようにたくさん配置されています。歩きやすいように設置されているのかと思いますが、これが濡れた状態になっていると大変滑りやすくなっていて、かなり危険だと感じました。




木に何か文字が掘ってありました。こんな事をする人がいるのか・・とよく読んで見ると”昭 二四・八・三”と書かれている・・。

昭和24年!?終戦の4年後ですね。古すぎてビックリしてしいました。


ハナビラニカワタケ

登山道の脇でハナビラニカワタケを発見!

ナラなどの木に生えるキノコで、プルプルした花びらのような姿が特徴的なきのこです。後で調べたところ、食べられるものの味はないのだとか・・、調味料で味をつけて触感を楽しむキノコのようです。キクラゲみたいなものかな?


アカハライモリ

下山中、登山道に水が流れていて一部が沢のようになっていたのですが、そこでアカハライモリを見つけました!

ペットショップで売られているのはよく見たことがありましたが、野生のアカハライモリは初めてみました。絶滅危惧種にも指定されているアカハライモリを見れたのは本当に嬉しかったです。

苗場山にはまだ手付かずの自然が残されているですね。


苗場山三合目駐車場




お昼前、車を停めておいた駐車場に到着しました。

このころには車が30台ほどに増えていました。しかし駐車場が広いのでまだまだスカスカですね。




今回歩いたのは往復で6時間ほどかかるルートでしたが、実際には4時間ほどで歩きくることができました。というのも、今回はトレラン用の小さいザックを使い、ファストパッキングな装備で挑んだので、とても軽快に歩くことができたのです。

これはカリマーのAR10というザックで、容量が10Lなので普通のトレランザックよりはたくさん物が入りますので、こういった日帰り登山などでのファストパッキングにぴったりです。

小赤沢温泉


小赤沢温泉

登山の後はやっぱり温泉!ということで近くの小赤沢温泉にやってきました。ここへは三合目駐車場から車で30分ほどです。


小赤沢温泉

そしてこれが小赤沢温泉の湯船。お湯は完全に赤褐色で臭いはなんだか鉄臭い感じ。明らかに普通の温泉とは違う、強烈な温泉。

ただ、建物はレトロで風情があり、窓からは田舎ののんびりとした風景が眺められ、お湯は少しぬるめなのでゆっくりと浸かることができます。これほど贅沢な時間を過ごせるとは思ってもいませんでした。




お湯から上がった後は、併設された食堂で岩名定食を注文。山菜がたっぷりで優しい味でした。温泉だけでなく、食事も含めて完璧でしたね。自然に囲まれた田舎の雰囲気が好きな人にはたまらないスポットだと思います。

苗場山に行かれるかたはぜひ小赤沢温泉にも立ち寄ってみてください。オススメです。





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