２０１２年に解散・活動休止したバンド

2012年ももうそろそろ終わりですが、今年も多くのバンドが解散を表明したり活動休止の表明を行いました。というわけで、今回は今年に解散・活動休止したバンドについてまとめてみました。

Viva Brother (解散)

Famous First Words Viva Brother

素晴らしいソングライティングで「ポスト・オアシス」とも呼ばれたビバ・ブラザーズは今年の４月に解散を発表しました。去年のサマーソニックにも出演し、日本でもその魅力的なメロディで注目を集めましたが、その古典的なブリットポップサウンドはNMEなど一部にはバッシングの対象となっていたようでした。確かに新しさはないバンドでしたが、本当に良いメロディの曲を書くバンドだったので個人的にもとても残念です。

JET (解散)

Get Born Jet

“Are You Gonna Be My Girl”がiPodのCMに使用され一躍有名になったJETも３月に彼らのオフィシャルサイト上で解散を表明しています。彼らがその時発表したメッセージにはファンへの感謝が綴られ、解散理由については特に書かれていなかっ為、解散理由については謎のままとなっています。

Pendulum (解散)

Immersion Pendulum

オーストラリアのエレクトロニック系バンドであるペンデュラムも解散を表明しています。解散についてはフロントマンであるロブ・スワイアがTwitter上で「ペンデュラムは今後ライブを行わず、2013年以降の新作もない」と語り、事実上の解散となっています。

Girls (解散)

Album Girls

個人的にショックが一番大きかったのはこのガールズの事実上の解散でした。過去に出した２枚のアルバムは各メディアで軒並み高評価を受けるなど、各方面の評判も良かったガールズですが、クリストファー・オウエンスがTwitterで「個人的な理由からGirlsから離れる」と発表しました。ただし、クリストファー・オウエンスはすでにソロ活動に着手しており、2013年の1月にはアルバムのリリースも予定されています。

WU LYF (解散)

ゴー・テル・ファイアー・トゥー・ザ・マウンテン ウー・ライフ

去年のフジロックにも出演し、大型新人として一躍話題となりましたが１１月頃に解散の噂が流れました。その頃は公式な情報がありませんでしたが、海外のWebマガジン「Stereogum」も2012に解散したバンドとしてWU LYFの名前を挙げているので解散は確実でしょう。私自身、フジロックで彼らのライブを観ていますが、特にボーカルの声が魅力的で素晴らしく、彼にはまだ音楽活動を続けて欲しい気持ちです。

Foo Fighters (活動休止)

Wasting Light Foo Fighters

誰もが知る大物バンド、フーファイターズは自信の公式サイト内で今後の活動再開時期が分からないとしており、事実上の活動休止となっています。ボーカルのデイヴ・グロールはドキュメンタリー映画『Sound City』の制作にも着手してますのでそれも関係しているようですが、とりあえず解散するつもりはないと名言しているのでそこは心配しなくても大丈夫そうです。

LMFAO (活動休止)

Sorry for Party Rocking: International Edition Lmfao

2011年に発表したシングル「Party Rock Anthem」が大ヒットし、2012年の11月にはＭステにも出演したLMFAOでしたが、ソロ活動への専念ため活動休止を名言しています。解散を心配するファンの声も多いようですが、「解散はしない」と名言しています。

Scissor Sisters (活動休止)

Magic Hour Scissor Sisters

シザー・シスターズは10月24日にロンドンで行ったライヴで、ロンドンでのライブは当分行わない事を観客に伝え、しばらくレコーディングとツアーを休むことになると発表しています。また、解散については否定しており、ギタリストであるデル・マーキーは自身のソロ活動に専念することも発表しています。

2011年はこちら：「２０１１年に解散・活動停止したバンド