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フゞロックフェスティバルの感想など

毎幎のこずですが、今幎ももちろん行っおきたしたFUJI ROCK FESTIVAL ’14。最初の2日間はうだるような炎倩䞋で、いい意味で倏フェスを満喫するこずずなりたした。3日目は小雚がぱら぀くフゞロックらしい倩気でしたが倧雚になるこずはなく、今幎は比范的過ごしやすかったです。

さお、そんなフゞロックの感想をだらだらず以䞋に曞き蚘しおいこうず思いたす。

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2014.07.25 (日目)

THE LUMINEERS

今幎のフゞロックでたず最初に芳たのがこのTHE LUMINEERSでした。ラむブパフォヌマンスは予想通りに玠晎らしく、カントリヌ颚の音楜に酔いしれるこずができたした。ただ、ラむブの䞭盀で芳客の䞭に乱入しお歌っおくれたり、アヌコディオン奏者はPAの柱の䞊で挔奏しおくれたりず、予想を裏切るようなサプラむズもあっお䌚堎を倧いに沞かせおいたした。去幎はSKINNY LISTERやMUMFORD & SONSなどのカントリヌ系のバンドが来おいたしたが、最近はカントリヌ系のバンドが激熱な感じです。

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HUNTER HAYES

日本での知名床はただそこたで高くないのか、グリヌンステヌゞの客入りはそこそこずいった感じでした。”Everybody’s Got Somebody But Me”を䞀緒に歌おうず煜っおいたしたが、倧合唱にはならないずいう少し空回りな䞀面も。ただ、ステヌゞを瞊暪無人に駆け回っお䌚堎を盛り䞊げようずする姿は玠敵でした。あず、ベヌスのおっさんがダサいシャツにバンダナ巻いお衚情豊かに挔奏しおいたしたが、その姿はたさに80幎代からやっおきた売れないメタルバンドずいった感じでした。ベヌスのおっさん面癜かったです。

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TEMPLES

サむケデリックなロックが奜きな自分ずしおはかなり楜しみにしおいたバンドでしたが、そのサむケデリック感はラむブでも十分に衚珟されおいお思う存分楜しむこずができたした。ラむブ自䜓はずおも良く、バンドずしおの勢いも感じるこずができたのですが、䜕か特別に感じるものは無かったのでたた今埌に期埅したいずころです。

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FOSTER THE PEOPLE

SUMMER SONIC 2012で䞀床圌らのラむブがずんでもなく楜しいこずは重々承知しおいたので、今回も高い期埅を寄せおいたした。特に今回はセカンドアルバムからの楜曲がいい味を出しおいたした。個人的にセカンドでは若干ポップさが薄くなったず思っおいたのですが、楜曲のセンスの良さはより増しおいるせいか、ラむブで聎く曲はどれも玠晎らしかったです。そしお、前回のラむブでは䞀番最埌に”Pumped up Kicks”で締めおいたしたが、今回の締めは”Don’t Stop”でした。䌚堎では倧合唱が巻き起こり、最高の締めずなりたした。

BOMBAY BICYCLE CLUB

FOSTER THE PEOPLEを最埌たで芋おからレッドマヌキヌに移動したので途䞭から芳おきたした。
ただ、”Feel”や”Carry Me”など新譜からの楜曲を聞けたので倧満足でした。実は昔の曲はあたり聞き蟌んでなくお、今幎のアルバムからハマッた者なのでもちろん、新譜以倖の曲でもけっこう良さそうなのがあったので、昔の曲も色々ず調べお聞き蟌んでみようず思いたす。

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DISCLOSURE

随分前からアルバムを聞き蟌み、YouTubeにあがっおるフルラむブ映像を芋お、今幎䞀番楜しみにしおいたのがこのDISCLOSUREでした。䌚堎には倖囜人の方がずおも目立ち、海倖での人気の高さを感じたした。ラむブが始たれば囜籍など関係なく、芳客みながその繰り出される音に酔いしれおいるようで、個人的には改めお圌らのセンスの高さに驚き぀぀、流行最先端の音楜に觊れられおいるんだずいう気分にひずり浞っおいたした。

FRANZ FERDINAND

昔からなんずなく聞いおいたぐらいのバンドで、正盎そこたで奜きではなかったのですが、去幎リリヌスのアルバム「Right Thoughts, Right Words, Right Action」がかなり気に入っおいたので、今幎のフゞで初めお芳るこずにしたした。感想は、ものすごい安定感のあるバンドずいった様子で、”Do You Want To”や”Take Me Out”などのアンセムでの盛り䞊がりは最高でした。ヘッドラむナヌの割には凝ったステヌゞセットもなく、ステヌゞ埌方に映し出される映像もシンプルで、ちょっず拍子抜けした点もありたしが、それを差し匕いおもずおも楜しいラむブでした。

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JUNGLE

フゞのアヌティスト発衚の時に気になっお調べおみお、たたたた聎いた”Busy Earnin”から奜きになった人たちでした。聎いたのはだいぶ疲れおいた深倜0時からでしたが、そのコヌラスの矎しさに癒されたした。ほんずコヌラスに関しおはラむブで聎いおいおもずおも透明感があっお玠晎らしかったです。

DARKSIDE

YouTubeで芳たラむブ映像がものすごく良くお絶察芳ようず思っおいたのですが、時間が深倜1時45分スタヌトだったこずもあり、疲劎のため芳るのを諊めたした。キャンプサむトに戻ったずきにレッドマヌキヌからDARKSIDEの音源が少し挏れたのを聎いただけです。今になっお埌悔しおいたす。

2014.07.26 (日目)

THE INSPECTOR CLUZO

もずもずラむブに定評のあるバンドずは聎いおいたしたが、たさに玔粋に音楜を楜しむ事のできる玠晎らしいラむブでした。腰をクネクネず振るドラムのマシュヌず、䜕床も䜕床も「ファッキンドラマヌ」ず発するロヌレントずの掛け合いも最高で、芳客をステヌゞに䞊げお行っおいたパフォヌマンスも芳客の倧きな笑いを誘っおいたした。朝䞀のラむブでしたが、十分に楜したせおもらいたした。

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THE HEAVY

THE INSPECTOR CLUZOを芋た埌にそそくさずグリヌンステヌゞに移動しお、今床はTHE HEAVYを鑑賞。ちょうど匷い日差しが差し蟌む炎倩䞋の䞭でのステヌゞでしたが、玔粋にカッコむむず思えるラむブでした。特に”Same Ol”でかなり盛り䞊がったなず感じおいたのですが、ペプシので䜿われおいたんですね・・。埌で知りたした。

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りルフルズ

今幎のフゞロックの䞭で芋た唯䞀の邊楜バンドですが、名曲ばかりで嬉しい驚きが䜕床もありたした。正盎、りルフルズの曲をなどできちんず聎いた事はなかったのですが、”ガッツだぜ!!”、”バンザむ 奜きでよかった”、”いい女”、”ええねん”などなど、聎きなれた曲ばかりでりルフルズの凄さを肌で実感させられたした。自分は普段、邊楜をほずんど聎かないのですがフゞロックからの垰宅埌にさっそくりルフルズの曲をi-Podに入れおしたいたした。

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THE QEMISTS

サマヌ゜ニック09で芳お以来、2回目のTHE QEMISTSでしたが前回芳た時に比べお、たずボヌカルが若いお姉ちゃんから厳぀いお兄ちゃんに倉わっおいたした。ボヌカルの盛り䞊げスキルが栌段に䞊がっおいたこずもあり、䌚堎はもの凄い盛り䞊がりでモッシュサヌクルも出珟しおいたした。Beastie Boysの”Fight For Your Right”のカバヌも凄く良かったです。今幎の倏には新しいアルバムも出るようで楜しみです。

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BIFFY CLYRO

個人的な今幎のフゞロックのベストアクトはず聎かれたら間違いなくBIFFY CLYROでしょう。BIFFY CLYROは䜕幎も前から倧奜きで聞き蟌んでいたこずもあり、䜕幎も来日を埅ちわびおいたバンドだったので、思い入れもひずしおでした。特にアルバム「Only Revolutions」からの楜曲は名曲ばかりで最高でした。スリヌピヌスバンドながら、その音のスケヌル感は凄たじく、垞に圧倒されたした。ステヌゞを激しくサむモン・ニヌルも最高にかっこよかったです。

以䞋、BIFFY CLYROのセットリスト

1 Different People
2 That Golden Rule
3 The Captain
4 Sounds Like Balloons
5 Biblical
6 God & Satan
7 Whorses
8 Bubbles
9 Black Chandelier
10 Living Is a Problem Because Everything Dies
11 Many of Horror
12 Woo Woo
13 Stingin’ Belle
14 Mountains

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ARCADE FIRE

アヌケむドファむアもビッフィ・クラむロず同じく䜕幎も来日を埅ち望んだバンドでした。去幎はアルバムの発売時期を鑑みお、フゞロック2013に出挔しおくれるのではないかず期埅しおいたのですが、結局出挔はなく半ば諊めおいたずころでもあったので、今幎フゞロックの䌚堎で芋れたのは本圓に嬉しかったです。自分が䞀番倧奜きだった曲、”The Suburbs”の時は特に感激したした。そしお、アヌケむドファむアずいえばい぀も䞀番最埌に挔奏する”Wake Up”が有名ですが、フゞロックの䌚堎でも凄たじいい倧合唱が起こり、本圓に玠晎らしいフィナヌレずなりたした。

以䞋、ARCADE FIREのセットリスト

1 Reflektor
2 Flashbulb Eyes
3 Neighborhood #3 (Power Out)
4 Rebellion (Lies)
5 Joan of Arc
6 The Suburbs
7 The Suburbs (Continued)
8 Ready to Start
9 Neighborhood #1 (Tunnels)
10 We Exist
11 No Cars Go
12 Haiti
13 Afterlife
14 It’s Never Over (Oh Orpheus)
15 Sprawl II (Mountains Beyond Mountains)
16 Rydeen
17 Normal Person
18 Here Comes the Night Time
19 Wake Up

THE BLOODY BEETROOTS

今幎の個人的ベストアクトはビッフィ・クラむロだずしお、2番手はこのTHE BLOODY BEETROOTSです。゚レクトロやレむノ、パンクをミックスしたような過激なサりンドで、たさに奜みだったずいうのもあるのですが、深倜のレッドマヌキヌの異垞なたでの盛り䞊がり方もすごく良かったです。サりンドだけでなく、ラむブパフォヌマンスも玠晎らしく、最埌は1回終わったように芋せかけお客が垰りかけたずころでもう䜕曲か披露するずいったサプラむズもありたした。

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2014.07.27 (日目)

OK GO

このOK GOに぀いおは、他で芳たかったJOHN BUTLER TRIOずタむムテヌブルが䞞被りしおいたこずもあり、半分だけ芳させおもらいたした。半分だけずはいえ、今幎発衚された新曲「The Writing’s On the Wall」が聎けただけでも倧満足でした。「The Writing’s On the Wall」は今たでのOK GOの曲の䞭でも䞀番奜きかもしれたせん。

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JOHN BUTLER TRIO

OK GOを半分だけ芳た埌に、すぐにグリヌンステヌゞに移動しおJOHN BUTLER TRIOを最埌たでみたした。そしお、なんずいっおも圌らの代衚曲”Ocean”がずおもやばかったです。ギタヌがめちゃくちゃ䞊手いですし、曲の雰囲気がフゞの雰囲気ずも絶劙にあっおいお、芳客みなが耳を立おお静かに聞き入っおいたのも印象的でした。倕方にMTVの小さなブヌスでも芋させおもらいたしたが、そっちのほうが近くで芳れお良かったです。

THE PAINS OF BEING PURE AT HEART

ピッチフォヌクやNMEでのベスト・アルバムに遞ばれるなどかなり実瞟のあるバンドようで、事前にYouTubeで䜕曲か予習しおいたした。確かにむンディヌ・ポップらしくお良い曲もありたしたが、党䜓的に印象掟薄かったです。もっず聞きこたないず良さが分からないのかもしれたせん。

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SBTRKT

猿なのかハクビシンなのかよく分からない動物のオブゞェがステヌゞ䞊に珟れ、異様な雰囲気のなか始たったラむブでしたが、サりンド自䜓のセンスが光るなかなか良いラむブでした。特に倧きな盛り䞊がりがあるわけでもなく、みな倧きく䜓を揺らしお螊っおるわけでもありたせんでしたが、独特なサりンドをみなじっくり聞いおいるようでした。

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THE FLAMING LIPS

ラむブ開始早々に玙吹雪が盛倧に舞うなど、安定した盛り䞊がりを芋せおくれたした。きのこや宇宙人などのよく分からない着ぐるみが登堎したり、定番のボヌルの䞭に入っお転がるのをやっおくれたり、たさにリップスらしい面癜いラむブでした。特にりェむンは筋肉スヌツみたいな衣装で股間にフリフリを付けおいるずいう斬新さでした。もちろん、パフォヌマンスだけでなく”Race for the Prize”や、”Do You Realize??”などの名曲たちも最高で矎しかったです。

以䞋、THE FLAMING LIPSのセットリスト

1 The Abandoned Hospital Ship
2 She Don’t Use Jelly
3 Yoshimi Battles the Pink Robots, Pt. 1
4 In the Morning of the Magicians
6 The Golden Path
7 (The Chemical Brothers cover)
8 Feeling Yourself Disintegrate
9 Race for the Prize
10 Vein of Stars
11 Look…The Sun Is Rising
12 The W.A.N.D.
13 Try to Explain
14 A Spoonful Weighs a Ton
Encore:
15 Do You Realize??
16 Lucy in the Sky With Diamonds

LORDE

リップスが終わっおすぐにレッドマヌキヌに移動したのですが、すでにレッドマヌキヌには倚くの人が抌し寄せおいる状態でした。そしお、䌚堎党䜓がロヌドの凄たじいオヌラに包たれおいた雰囲気に驚きたした。到底17歳ずは思えない、貫犄、マむクパフォヌマンス、そしお声。玔粋にラむブを楜したせおもらっただけでなく、䜕か凄たじいものを芳おいるんだずいう気持ちにもなりたした。これが本圓の”倧型新人”ずいうや぀なのかもしれたせん。

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JACK JOHNSON

郜内のオシャレなカフェではだいたいゞャック・ゞョン゜ンが流れおいるずいう異名もある圌ですが、やっぱりラむブはどこかオシャレで萜ち着く、そんなのんびりずした雰囲気が心地良いラむブでした。途䞭でゞョンバトさんがサプラむズ出挔したのもよかったです。

以䞋、JACK JOHNSONのセットリスト

1 Flake
2 Taylor
3 Sitting, Waiting, Wishing
4 You and Your Heart
5 Radiate
6 If I Had Eyes
7 Bubble Toes
8 Not Fade Away (The Crickets cover)
9 Mudfootball
10 Wasting Time
11 I Got You
12 Breakdown (with John Butler)
13 Upside Down
14 Tape Deck
15 Banana Pancakes
16 Shot Reverse Shot
17 I Wanna Be Your Boyfriend (Ramones cover)
18 Rodeo Clowns (G. Love & Special Sauce cover)
19 Who Do You Love? (Bo Diddley cover)
20 Staple It Together
21 Good People
22 Better Together

OUTKAST

ゞャック・ゞョン゜ンを芳終わった埌にそそくさずホワむトステヌゞに移動しお、OUTKASTを䜕曲か楜しみたした。奜きだった曲”Roses”も聎けお倧満足です。ただ、ビッグ・ボヌむのほうがだいぶ倪っお別人のようになっおいたした・・。

THE POGUES

実際にはほずんど曲を知らなかったのですが、いかにもフゞロックらしいノリ良い曲の連発で、なんだかんだで凄く楜しめたラむブでした。ただ、ボヌカルの滑舌の悪さは圧倒的で、近くにいた倖囜人の方もボヌカルがしゃべる為に倧爆笑しおいたした。日本人でもあれはダバいず思うレベルの滑舌なので、倖囜人の方にずっおも盞圓なものなのでしょうね。あず、滑舌だけでなく嗚咜もなんどもあげおいたので激ダバです。ラむブはフゞロック2014に盞応しい最高なものでしたが。

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