レインウェアを初めてお手入れしてみた結果

レインウェアのお手入れ方法

レインウェアのお手入れ方法はネットで検索すると簡単に調べられます。そして、以下がそのお手入れ手順。

1. 洗濯機で洗濯

洗濯機に入れるときは洗濯ネットに入れ、洗剤は市販の中性洗剤を使用すると良い。レインウェア専用の洗剤を使うとベスト。

2. よくすすぐ

洗剤が残っているとよくないそうなので、すすぎはしっかりと行う。

3. 撥水剤をかける

レインウェアが濡れた状態で撥水スプレーをかける。

4. よく乾かす

乾燥機で乾かします。乾燥機がなければ陰干しで。

5. アイロンをかける

最後に当て布をしながらアイロンをかけ、熱の効果で撥水性が回復させる。

今回お手入れするレインウェア

今回お手入れするのはコロンビアのオムニシールドのレインウェアと、ノースフェイスのトリクライメイトジャケットのアウター部分です。どちらもゴアテックス製品ではないごく普通のレインウェアです・・。

ちなみに、これらのウェアに水をかけるとこんな感じです。撥水機能が失われており、水がじんわり染みこんでいくような状態になっています。

1. 洗濯機で洗濯

まずは、洗濯機で洗濯ということで、念のために洗濯表示を確認してみましょう。

洗濯機が使えないので手洗いします

信じがたい事に、どちらも手洗いマークでした・・。なので洗濯機は使えません。大抵のレインウェアは洗濯機で洗えると聞いていたのですが、いきなり出鼻をくじかれました。

気を取り直して調べてみたのですが、結局手洗い表示のレインウェアは普通に手洗いするしかなさそうで、優しく押し洗いするのが良いみたいです。

早速手荒いしたときの様子が上の写真です、洗剤で水が白くなっています。

ちなみに、今回使用した洗剤はNIKWAX(ニクワックス)のテックウォッシュ
という製品です。アウトドアウェアに使う洗剤としては定番中の定番の商品のようで、アマゾンでもかなりの高評価でした。300lのものと、1Lのものがあるのですが、値段的には圧倒的に1Lのものがお得なので、1Lのものを買いました。

2. よくすすぐ

手洗いが済んだら入念に水ですすぎます。洗剤が残らないようにしっかりすすがないといけないようなので、かなり時間をかけてすすぎを行いました。

3. 撥水剤をかける

洗ったあとは撥水効果を出すために、撥水スプレーをかけます。乾かす前のウェアが濡れた状態でスプレーするのがポイントです。

今回使ったのはNIKWAX(ニクワックス)のTXダイレクトスプレーというものです。これも撥水剤としては定番の商品みたいです。

この撥水スプレーは注意書きに「スプレーをかけすぎると白いあとがのこります」と書いてあるので、一箇所にかけすぎなようまんべんなく均等にスプレーする必要があります。

ただ、実際にやってみると均等にスプレーするのは難しく、かけすぎたところに白い玉ができてしまいます。結果、乾かしたあとに白いシミのようなものができてしまったのですが、タオルなどで軽く擦るとシミは消えたのであまり気にしなくてもいいかもしれません。

4. よく乾かす

撥水スプレーをかけ終わったら、よく乾かします。家に乾燥機があるひとは乾燥機に入れて乾かすだけでよいのですが、うちにはそんな便利なものはなかったので、日陰に干して気長に乾かしました。

5. アイロンをかける

最後は当て布をしながらアイロンをかけます。この工程を行うのと行わないのでは撥水性能に大きな差があるとのこと。

ただし、ここで問題発生。

このページ上でも掲載しているウェアのタグを見てみると、アイロンに×マークが・・。なんと、自分が使っているレインウェアはアイロンを使えないタイプでした。ただ、熱を加えたほうが撥水性能が上がると聞いていたので、どうにかしたいという思いがつのり・・

思い切ってメーカーに問い合わせてみました。

Q.「アイロンが使えないレインウェアはどうしたらいいですか？」

A.「ドライヤーをあててください」

なんと、メーカーの担当者によると乾燥機もアイロンも使えない場合はドライヤーをあてればいいとの回答を頂きました。

というわけで、ドライヤーで熱を与えてみることにします。あんまり熱くなりすぎないように20cmぐらい離して熱を加えてみました。そして・・

お手入れしてみた結果

はじめてレインウェアをお手入れしてみたこともあり、ちゃんとできるか心配だったのですが、下の写真のように撥水効果が回復しました。新品同様の撥水性能です。

今回は手洗いをしたり、ドライヤーをかけたりと少し手間がかかりましたが、洗濯機やアイロンがつかえるゴアテックスのレインウェアならもう少し楽にお手入れできると思います。

防水スプレー

今回は防水スプレーを使用しませんでしたが、さらに防水スプレーを使用すればさらに撥水性能がアップしそうな感じです。