ストーリー展開が素晴らしい洋楽ＰＶ集

音楽のプロモーションビデオを見てると面白い物語仕立てになっていたり、ストーリー性を持たせているものが多くあります。中には映画顔負けぐらいの面白いものがあったりするのも面白いところ。

洋楽といっても基本的にロック中心ですが、普段自分が見てるなかで面白いと思ったものをご紹介します。

Best Coast – Our Deal

Best Coast – Our Deal from sssnake on Vimeo.

今年公開されたベスト・コーストのＰＶですが、どこか60年代の青春映画のような雰囲気が漂う作品。ストーリーは二人の恋愛模様が軸となっていて最後のオチも切なくて素敵です。なんといっても主人公の女の子がすごいいい味出してます。

Blur – Coffee And TV

ブラーの名曲「Coffee And TV」は牛乳パックが旅をするという斬新なストーリー構成。家に戻ってこない青年をなんとも可愛らしい牛乳パックが町へ飛び出して探しにいくのですが、途中にアクシデントがあったりラブロマンスがあったりととても楽しめる作品になってます。

Radiohead – Just

物語があるのかないのか謎も多く残るのがレディオヘッドの”Just”。英語字幕がついてますが、難しくないのでぜひ読んで理解してみるとかなり面白いと思います。

M.I.A – Born Free

M.I.A, Born Free from ROMAIN-GAVRAS on Vimeo.

あまりにも内容が過激すぎてYoutubeからも軒並み削除され大きな話題を呼んだM.I.Aの”Born Free”。傑作です。

The Smashing Pumpkins – Try, Try, Try

ホームレスのような男女二人の物語ですが、心苦しいくらい切ない結末が待ってます。スマパンの曲がが異常なぐらいにベストマッチしている点も見所のひとつ。

Fall Out Boy – Sugar, We’re Goin Down

ひと口に言うと鹿の角の生えた男のラブストーリーです。ただただ田舎臭い男と女が出てくるこの雰囲気が卓越。つい「お前もか！」とつっこみたくなるようなラストも面白いＰＶとなっています。

Arcade Fire – The Suburbs

スパイク・ジョーンズが監督した短編映画『Scenes From The Suburbs』が元になっているアーケイド・ファイヤのＰＶ。あくまで映画の場面を断片的につないでるだけなのでストーリーを理解するのは難しいですが、映像からにじみ出る青春映画の雰囲気が曲と絶妙に合っています。

Foo Fighters – My Hero

曲のタイトル”Hero”通り、男のヒーロー物語となっているのがこのＰＶ。フーファイターズのＰＶはいつも凝っていたり面白いものが多いのですが、これも負けず劣らずといった感じに仕上がっています。

The View – The Don

近所にいるごく普通の少年と、近所によくいる悪がきの物語を描いたザ・ビューのＰＶ。ただ、このＰＶはあくまで付箋。ストーリーは以下の「The View – Skag Trendy」に続きます。

The View – Skag Trendy

上の「The View – The Don」で悪がきの行く末を描いてます。ストーリーの内容は正直たいしたことないのですが、所々コミカルだあったり、最後のちょっとした話のオチを見てると少し心が温まるようなそんな内容です。

Eminem – When I’m Gone

エミネムからも一曲。この”When I’m Gone”という曲は冒頭のシリアスなドラマの展開から少女との回想シーンへと入っていく演出が見事です。

UNKLE – Rabbit In Your Headlights

最初は少し単調で退屈な感じもしますが、ぜひ最後まで見て欲しい作品です。道路を歩きながら次々とやってくる車に引かれていく男。物語はないですが展開に圧倒される作品です。

Sigur Ros – Vidrar Vel Til Loftarasa

Sigur Ros – Vidrar Vel Til Loftarasa 投稿者 Transsmusic
ゲイの少年達を描いたアイスランド出身のバンド、シガー・ロスからの一曲です。あくまでゲイの少年達を中心に描いているのですが、登場する少年の父親役のひとがものすごく良い表情しています。

Limp Bizkit Take a look around

映画「ミッション・イン・ポッシブル」に使われた曲であるため、ＰＶはミッション・イン・ポッシブル風になってますが若干コメディタッチです。

Nickelback – Someday

最初に見たときは淡々とドラマのような映像が続いていて、最後に何かオチがあるんだろうなと思っていたらやはり最後に大きなオチが待っていました。衝撃を受けること間違いなしです。