Home > アウトドア > 日本一の秘湯、高天原温泉へ行ってきた!北アルプス縦走3泊4日【後編】

日本一の秘湯、高天原温泉へ行ってきた!北アルプス縦走3泊4日【後編】

3泊4日で北アルプスを縦走してきた時の記事の後半です。

後半は高天原温泉へ行った3日目と、下山の4日目について書いていきます。




この記事は北アルプスを3泊4日で縦走してきた記事の【後半】です。前半は以下のリンクから。



今回のルート


今回は北アルプス縦走登山3泊4日の後編ということで、3日目と4日目の事について書いていきます。

3日目は雲ノ平キャンプ場から高天原温泉への往復。そして、最終日の4日目は雲ノ平キャンプ場から折立まで一気に下山します。

登山3日目


雲ノ平

3日目は朝から気持ちがいいほどの晴れ。

この日は高天原温泉を往復するルートなので、テントはテント場にそのままデポして身軽なザックで出発しました。


雲ノ平

ザックが軽くて楽ちんかと思っていたのですが、雲ノ平山荘周辺の木道が恐怖スポットになっていました。

というのも、夜の間に霜が少し降りていたようで、木道の表面が霜で覆われ、ものすごく滑る状態になっていたのです。

というわけで、この辺りは慎重にゆっくりと歩く羽目になってしまいました。




チングルマも霜に覆われて真っ白です。

電波スポット


雲ノ平 電波

基本的に雲ノ平は全く携帯の電波がありません。

当初は諦めていたのですが、雲ノ平山荘の従業員さんに聞いたころ、雲ノ平山荘から高天原方面に10分ほどいった丘の上が雲ノ平で唯一電波は入るところだそうです。

というわけで、丘の上の大きな岩があるところに来てみると、やや不安定ながらもスマホを使う事ができました。けっこう知ってる人も多いのか、自分以外にもスマホ片手にやってきている人を何人も見かけました。

天気予報を確認したり、家族と連絡をとったり、やはりスマホが使えないと不便なのでこのスポットは覚えておいたほうが良いと思います。




高天原温泉へのルートの前半は水晶岳や薬師岳を眺めながら気持ちよく歩ける道が続きます。




朝日を浴びながらの気持ちのいいハイキング。




気持ちよくハイキング気分で歩いていたのですが、途中から樹林帯の中の急な下りに入ります。

途中には長いハシゴを降りる箇所がいくつかありました。




ふと空を見上げると、明るく爽やかな木漏れ日。野鳥のさえずりも心地よく、とても癒されます。




高山植物が生い茂り、だいぶ秘境らしい雰囲気が漂います。




途中、何度か沢を渡ります。

どの沢も水がキレイでいい雰囲気だしてます。つい写真を撮りたくなってしまう。




漂う秘境の空気。

他の登山者もほとんどおらず、一人で秘境ハイキングを満喫中です。




登山道の脇でみつけた白い綿毛。




さらに登山道の脇には小さな池のようなものが点在していました。

いかにも手付かずの自然が残されているような感じで、本当にいい雰囲気でした。




そして、ついに高天原に到着。高天原温泉ももうすぐです。

高天原山荘


高天原山荘

高天原山荘

宿泊料:9200円(素泊まり6000円)
収容人数:70名
水場:あり
トイレ:あり
ホームページ:http://www.inkknot.com/yamagoya/03-06.php

秘境の中にある山荘、高天原山荘。秘境にある山荘といえども、トイレはキレイでごく普通の山荘でした。山荘の前にはベンチが設置されているので休憩にもピッタリです。




山荘の中に高天原温泉の案内図が張ってありました。どうやら温泉は3か所あり、そのうちの一つは女性専用風呂とのこと。

高天原温泉


高天原温泉

高天原山荘から歩いて15分ほど、ついに高天原温泉に到着です!

着いたときには誰もおらず、完全に貸し切り状態でした。こんな天気のいい中で貸切風呂になんて最高です。

高天原温泉(野湯)


高天原温泉(野湯)

まず一番最初に目が付くのがこの野湯。脱衣場はなく、湯船は完全に外から丸見えです。こちらの湯にも入りましたがお湯は少しぬるめで、開放感がたまらない風呂でした。

一応、ここは女性も入れることになっているのですが、女性で入る勇気のある人はいるのでしょうか?

高天原温泉(からまつの湯)


高天原温泉(からまつの湯)

そしてこちらがからまつの湯。男性専用ではないのですが、ほとんど男湯として使われてるそうです。

湯船の隣には小さな小屋があるので、ここで服を脱いだり、ザックを置いておくことができます。そして、ここは野湯とは違って周りが背の高い笹で覆われているので、あまり周りから見られる心配がなく、安心してのんびりとお湯につかることができます。

結局、1時間ほど日本一の秘湯を楽しみました。ここまで来るのに3日も歩いてきていますので、その達成感も相まって最高の気分でした。

ちなみに、高天原温泉はかなり硫黄の臭いがキツイ温泉です。お湯から出たら真水で洗い流せず、タオルで拭くだけになるのですが、服に硫黄臭がついてしまうので要注意です。

高天原温泉(美人の湯)


高天原温泉(美人の湯)

そしてこちらが女性専用の美人の湯。すだれで囲まれているので外から中が見えないようになっていおり、中には脱衣場もありました。湯船はからまつの湯と比べると少し小さめでした。

夢ノ平


夢ノ平

高天原温泉を存分に楽しんだ後は、その奥にある夢ノ平に向かいました。高天原温泉から歩いて15分ほどでいけるスポットで、北アルプス最深部の最も秘境なエリア。

この時は他に誰もいなかったことあり、とても静かで、とんでもない所に来てしまったのだと、ひとり物思いにふけってました。




夢ノ平は湿地になっているようで、池塘がいくつか点在していました。




そして、ふと足元に目をやると食虫植物のモウセンゴケが。食虫植物ではありますが、なんとも可愛らしくてキレイでした。

龍晶池




夢ノ平エリアにある龍晶池です。水面を特徴的な水草が覆っていていて、なんとも独特な見た目の池でした。


龍晶池

池の脇には腰をけられそうな岩がいくつかあったので、そこでのんびり休憩していたのですが、常にトンボが自分の周りをグルグルと飛んでいました。

この池には大量のトンボが生息しているようで、互いに追いかけまわったり、交尾してたり、産卵してたりと、さながらトンボの楽園と化していました。




その後、再び高天原山荘に戻ってまったり休憩です。そして山荘で売っていたコーラを購入してしましました。登山中に飲むコーラはどうしてこんなに上手いのだろうか。

高天原


高天原

高天原にはちょっとした展望台みたいなところがあり、そこに登ると高天原を一望することができます。というわけで。展望台から見た景色がこちら、そこには日本じゃないような素敵な景色が広がっていました。




高天原周辺は本当に雰囲気が良く、ずっとここにいたいという気持ちの中、雲ノ平方面へ帰ります。




途中の登山道からみた水晶岳。何度見ても素晴らしい景色。




そんなこんなで雲ノ平に到着です。

雲ノ平キャンプ場


ノ平キャンプ場

夕方になると雲が分厚くなり、天候が怪しくなってきました。それもそのはずで、天気予報では明日から3日間連続で雨。

本当は3泊4日ではなく5泊6日ぐらいでの縦走計画をしていたのですが、さすがに雨の日ばかりでは辛いので、早めに下山することにしました。

登山4日目





4日目は雲ノ平から折立まで一気に下山するのですが、標準コースタイムが9時間あるので、余裕をもって行動するために朝3時ごろには起床しました。

そして、全然うまく写真を撮れていないのですが、外は本格的な雨。そしてこの雨の中、そしてこの日の出前の暗い状況下で、テントを撤収するのは本当に苦行でした。

まずはテント内でテント以外の荷物を全てザックにパッキング。その後、テント場のトイレにちょっとした屋根があるのでそこにザックを一旦おいて、テントを回収。そして、改めてパッキング。

頑張って荷物が濡れないように頑張りましたが、無理ですね(笑)。雨の中でテント撤収したら、色々と濡れてしまうのは仕方ない・・。




なんとかテントを撤収し、レインウェアやザックカバーなどを装着した雨天用の装備で下山を開始です。

景色はほとんど見えず、足元は滑りやすくなっており、かなり厳しい状況。ちなみに、一眼レフはザックの中にしまってしまったのでここからはスマホで撮った写真になります。

薬師沢小屋




なんだかんだで薬師沢小屋まで到着。

ただ、ここまでが本当に危険でした。雲ノ平から薬師沢に来る途中にはとても急な下りがあるのですが、所々雨水で道が水没していたり、岩はとても滑りやすくなっているので、かなり慎重に下る必要があります。

なので写真を撮影する余裕すらありませんでした・・。

太郎平小屋




雨の中をひたすら歩き続けて約4時間ほど。ようやく太郎平小屋に到着です。

小屋の前には屋根付きのベンチがあるのですが、そこではおじちゃんおばちゃん達のグループが美味しそうに太郎小屋のラーメンを食べていました。

あとは折立までなだらかな道を降りるだけなので、もう少しです。

折立(駐車場)




そして、ようやく折立に到着です。

レインウェアを着ていたとはいえ、服や靴はかなり濡れてしまい、だいぶボロボロな状況だったので、濡れた服を脱いで自分の車のシートに座ったときは何とも言えない安堵感がありました。

立ち寄り湯「亀谷温泉」




亀谷温泉:http://www.shirakaba-toyama.com/

今回、登山後の立ち寄り湯として寄ったのは亀谷温泉。有峰林道の出口のすぐ側にあるので、車の方はとても立ち寄りやすい場所にあります。

ややレトロ館のある施設でしたが、登山帰りらしきお客さんもたくさん訪れていました。オススメです。





コメント:0

Remember personal info

Home > アウトドア > 日本一の秘湯、高天原温泉へ行ってきた!北アルプス縦走3泊4日【後編】

検索
フィード
メタ情報

Return to page top