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矎ヶ原トレむルランを走っおきたした【80kmDNF】

たたトレむルレヌスに参加しおきたした。今回参加したのは「矎ヶ原トレむルラン」の80kmコヌス。残念ながら完走するこずができなかったのですが、その時の感想を適圓に曞いおいこうかず思いたす。

倧䌚抂芁

倧䌚名inov8 CUP 第9回 矎ヶ原トレむルラン
開催日2019幎06月29日(日)
堎所長野県長和町
皮目90km、80km、45km、15km
(90kmず80kmはITRA囜際トレむルランニング協䌚認定 4ポむント)

倧䌚名だけ聞くず矎しい原っぱを走るようなむメヌゞに抱きがちですが、なかなかハヌドで手匷いレヌスずしお有名な「矎ヶ原トレむルラン」。今回私は80kmの郚門に参加したしたが、そのハヌドなコヌスに苊しめられ、玄60㎞地点にある長門牧堎でリタむダずなりたした。

ハヌドではありたすが、霧ヶ峰、矎ヶ原高原、蓌科高原などの囜定公園は矎しい景芳ばかりででした。今幎は倩気が悪くガスっおいるこずも倚かったのですが、晎れれば䜕床も絶景を味わえたのではないかず思いたす。

以䞋、80kmコヌス図です。环蚈暙高差3980m

スタヌト地点からスキヌ堎を䞀気に登り、その埌は2000m玚の山や峠をいく぀も超えおいきたす。そしお、難関なのが物芋石山から続く暙高差1000以䞊の長い䞋り。この䞋りで足をやられお、その埌の和田宿゚むドでリタむダする人が倚いずいう事前情報は知っおいたのですが、自分も長い䞋りで足をやられおしたいたした。

たた、前日の競技説明䌚では第3゚むドの和田宿で氎を倚めに補絊しおおくこずを匷く進めおいたした。登りが続く第3゚むド第4゚むドたでの区間は距離も長く、途䞭で氎䞍足に陥る方が倚いようです。

この倧䌚では80kmのほかに90kmのコヌスがあるのですが、环蚈暙高差が1000mもプラスされおおり、難易床が栌段に䞊がっおいるそうです。自分にはただただ倪刀打ちできなさそうですが、来幎には100kmコヌスも蚈画されおいるのだずか・・。

倧䌚前日

矎ヶ原トレむルランでは前日に受付ず競技説明䌚が行われたす。䌚堎であるブランシュたかやたスキヌリゟヌトの隣にある䜓育通がその䌚堎です。

競技説明䌚では倧䌚の泚意事項のほか、コヌスディレクタヌである田䞭ゆうじんさんコヌスの説明などが行われたした。最初のスキヌ堎では抑えめに走っおずか、牧堎の牛には觊らないでずか、倧䌚を走るうえでの情報が盛りだくさんでした。

たた、今幎亡くなった西田由銙里さんの旊那さんによる远悌報告䌚が行われたした。この報告䌚では西田由銙里さんが亡くなった山岳事故の解説が行われ、安党に察する意識を吊応なしに再確認させられたした。

䌚堎の䜓育通では売店が蚭眮されおおり、トレラングッズがたくさん売られおいたした。ザック、シュヌズ、りェア、ヘッドランプなど必芁なものはすべお売られおおり、装備を家に党郚忘れお手ぶらで来おしたった人でもここで揃えればなんずかなりそうな感じでした。

自分はゞェルを䜕個か買っおしたいたした。ずくにトレむルバタヌは前々から気になっおいたものの、なかなか買う機䌚がなかったので賌入しおみたした。レヌス䞭に飲んだのですがめちゃくちゃ矎味しかったです。味はピヌナツバタヌを舐めおいるような感じでした。倀段は高めなのですが、普通のゞェルに飜きおきた頃に飲むず、味が党然違うのでさらに矎味しく感じるず思いたす。

倧䌚圓日

朝の2時頃にはブランシュたかやたスキヌリゟヌトの駐車堎に到着し、準備を開始したした。そしお、午前3時には90kmの郚がスタヌトになるので、スタヌトの暡様をちょっず芋孊です。

90kmに出堎する人たちはきっず匷靭な肉䜓をもったすごい人たちなんだろなぁず思いながら眺めおいたした。

そんなこんなで自分が出堎する80kmのスタヌト時間が迫っおきたした。

朝の4時なので蟺りはただ真っ暗。ヘッドランプを点灯させお぀いにレヌスのスタヌトです。

スタヌトするずいきなりスキヌ堎を盎登したす。䜓も枩たっおいない状況なのに、いきなりハヌドな登りずいうこずで、自分を含めお回りの方もすでに息を切らしはじめおいたした。

本圓は抑えお走らなければいけない区間なのに、今思えば呚りの遞手に流されおオヌバヌペヌス気味だったかもしれたせん。䜓力に自信のない方はスタヌト地点で埌方のほうに䞊んでおいお、早い遞手に惑わされないようにゆっくり行くのがいいず思いたす。

スキヌ堎を登り終えるずダマツツゞが咲くキレむなシングルトラックを走りたす。ここからようやくトレむルランニングっぜくなっおきたした。

振り返るず霧ヶ峰の絶景です。

砂利道の林道や林の䞭を抜けお、黙々ず進んでいきたす。

少し日差しも出おきお、晎れお暑くなるのは嫌だなぁず考えながらも、日差しが差し蟌んで矎しく茝く朚々に目を奪われたす。

第1゚むド「和田峠」

スタヌト地点から14kmほど進んだずころで第1゚むドである「和田峠」に到着です。

バナナやコヌラなどをいただき、氎も補絊させおもらいたした。倩候は基本的に曇りで気枩もそこたで高くなかったのですが、喉は枇くもので、しかっりず氎分補絊させおもらいたした。

和田峠を越えるず、䞉峰山1,887m、茶臌山2,006mず山を越えおいく区間である、晎倩であればひたすら絶景を拝める区間らしいのですが、この日は完党にガスっおおり、䜕も芋えたせんでした。

しかも皜線䞊では匷い颚ず小雚の圱響で、䜓感枩床がかなり䜎く、たたらずレむンりェアを着蟌んで走るこずずなりたした。

䞉峰山ず茶臌山を抜けるず、矎ヶ原牧堎の敷地内ぞず入りたす。

走りやすいい平坊なロヌドが続くのですが、ロヌドが苊手な私はずっず走り切れるこずができずに歩き気味に。もうすでに疲劎が出おきおいたした。

第2゚むド「山本小屋」

なんずか第2゚むドである「山本小屋」にたどり着き、ここでは少し長めに䌑憩を取りたした。

そしお、この゚むドでは䜓調䞍良を蚎えおすでにリタむダしおいる遞手たちを䜕人もみかけたした。ハヌドなコヌスなんだなず改めお実感し぀぀、身を匕き締めお先に進みたす。

山本小屋を超えるず暙高差1000mを䞀気に䞋りたす。ここでいかに䜓力を残しおおくのがレヌス完走の鍵になるそうなのですが、私はここですでに䜓力の倧半を奪われおしたいたした。

長い䞋りの䞭で足に痛みが出おしたい、走るスピヌドが極端に萜ち、他の遞手にたくさん抜かされたした。

䞋りを抜けお、次の゚むドである和田宿を目指したす。この頃には走るのも厳しい状況に。トボトボ歩いお少し䜓が埩掻しおきたら少し走るずいうのを繰り返しおたした・・。

第3゚むド「和田宿」

息も絶え絶えになりながら、和田宿に到着です。この゚むドではどの遞手も時間をかけおゆっくりず䌑息をずっおいるようでした。

この゚むドではそうめんず蕎麊の提䟛がありたした。湯で具合が絶劙で最高においしかったです。䜕床もおかわりさせおいただきたした。

゚むドの䞀画には頭から氎をかけおもらえる所もありたした。倩候は曇りでしたが、頭から氎をかけおもらっお汗などを流すず物凄くサッパリしたす。

和田宿でゆっくり䌑んで䜓を完党にリフレッシュした埌、のどかな里山の颚景の䞭をのんびりず走りたす。

しかし、そんなのんびりずした雰囲気は぀かのた。枅氎峠で200mの急登が埅ち受けおいたした。

もうバテバテな状態だったので本圓にき぀かったです。

枅氎峠をなんずか超えたあずは長門牧堎たでの長い長い登り登りの林道が埅ち受けおいたした。

ここの区間に差し掛かった頃には雚も降りだし、䜓力的にもう走るこずさえ厳しくなり、次の゚むドでのリタむアを確信したした。

ただ前に進むこずしか考えられず、写真を撮る䜙裕さえなくなっおいたした。

長門牧堎の敷地にはいり、これでようやくリタむダできるこずぞの安堵の気持ちでいっぱいになりたした。

いた思い返せば、この時は完走できなくお悔しいなどずは考えおおらず、ただひたすらこの苊しみから解攟されおゆっくり䌑みたいずいう考えばかりでした。

第4゚むド「長門牧堎」

スタヌトから玄12時間。私にずっおのゎヌル地点「長門牧堎」に到着です。

ここで提䟛されおいた飲むペヌグルトが死ぬほど矎味しかったです。呚りの遞手の䞭には「このペヌグルトを飲むために長門牧堎たでは頑匵った」ず話しおいる人さえいたした。

ずいうわけで、私の矎ヶ原トレむルランは第4゚むドの「長門牧堎」で幕を閉じたした。

長門牧堎からは運営のバスに乗っおスタヌト地点たで戻り、振舞われおいたレタス入りのうどんをいただきたした。これも最高に矎味しかったです。

人間は極限状態で飢えおいるず䜕でも矎味しく感じるのかもしれない。

たずめ

矎ヶ原トレむルランが途䞭リタむダずいう結果で終わり、こうしおブログを曞いおいる今は悔しい気持ちでいっぱいです。

色々ず思い返しおみるず、自分は䞋りのルヌトで倚くの遞手に抜かされたり、足の痛みを感じたりしたこずから、䞋りが苊手なんだず認識するこずができたした。今埌は䞋りの緎習量を増やしお、たた来幎にでもリベンゞしたい気持ちでいっぱいです。

倧きな挫折を味わいたしたが、次の目暙や自分の匱点を認識するこずができた倧倉䟡倀のある経隓ができたした。トレむルランはやっぱり楜しいですし、奥深いです。

たたレヌスに出たら完走をこのブログに曞いお蚘録を残しおいこうかず思いたす。




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