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爺ヶ岳から針ノ木岳までトレランしてきた【北アルプス】

お盆に夏季休暇を使って北アルプスへトレランしに行ってきました。

今回選んだ山は爺ヶ岳と針ノ木岳。以下、その感想を適当に書いていこうかと思います。


今回のルート



今回のルートは扇沢を起点にして爺ヶ岳、針ノ木岳と縦走するコースです。標準コースタイムが15時間ほどになるので、通常であれば1泊2日か2泊3日で歩くコースですが、今回はトレランということで荷物を限界まで減らし、トレラン装備で挑んでみました。体力次第ですがトレランだと8時間~10時間程かかるかと思います。余裕がある人は針ノ木小屋から蓮華岳まで往復するルートを追加してもいいと思います。

また、このルートは北アルプスの中ではマイナーなルートで人が少ないので、トレランするにはちょうどいいルートです。実際、ちょうどお盆の時期だったのですが種池山荘から針ノ木岳までのルートではほとんど人とすれ違いませんでした。



扇沢から種池山荘まではひたすら急な登りが続くので、走るのは難しいかと思います。種池山荘から針ノ木岳までのルートには、所々に走りやすいなだらかな道があるので十分トレランを楽しめるかと思います。また、ガーミンのスポーツウォッチで計測したところ、累計標高は2400mでした。

扇沢(無料駐車場)




今回は車で来ていたので扇沢の無料駐車場を利用させて頂きました。前日の夜に駐車場に着いた時はまだまだ空きがありましたが、朝方にはほぼ満車状態になっていました。前日の夜に来て、車の中で仮眠してから登山する方もけっこう多いみたいです。



扇沢駐車場 https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html

扇沢には有料駐車場と無料駐車場があり、無料駐車場は朝方のうちに満車状態でしたが、有料駐車場はガラ空き状態でした。やはりみなさん無料のほうに停めたがるんですね。

そんなこんなで朝の5時に駐車場を出発して登山へと向かいます。




柏原新道登山口から入山し、柏原新道をひたすら登っていきます。標高差1000mほどの道を一気に登るのはなかなしんどいです。




この日の天気は晴れの予報でしたが、山の上のほうには分厚い雲がずっと覆われていました。このままでは眺望が望めないのかと不安を感じながら登っていました。



登っていくと「石畳」という看板のあるエリアに。確かにこのあたりは石が綺麗に敷き詰められ、石畳のようになっていました。




途中、通行注意の看板の先に切れ落ちた崖のようなところがありましたが、慎重に渡ればなんの問題もなさそうでした。

種池山荘




登り始めて2時間弱で種池山荘に到着です。本来は山荘の前から絶景が見られるはずなのですが、この時はガスガスでなんの景色も見れませんでした。

しょうがないのですぐに爺ヶ岳に向けて出発です。




爺ヶ岳へ向かう途中の道にはたくさんのチングルマが咲いていました。チングルアマを見ると北アルプスに来たんだなと実感します。




さらにライチョウに遭遇しました。全然逃げないので至近距離で写真を撮ることができました。




稜線に出ると猛烈な風が吹くようになり、小雨も降ってきました。

急激に体温が奪われていく感覚になり、レインウェアを着てなんとかその場をしのぎます。

爺ヶ岳




そしてこれが爺ヶ岳の山頂で撮った写真。辺りは真っ白で何も見えず、残念な結果となりました。しかも相変わらず風と雨が強く、止まっていると寒くなってしまうのでそそくさと退散しました。




爺ヶ岳から種池山荘に戻るとにきコマクサが咲いているのを見つけました。ただ、もう時期じゃないのか、少し枯れ気味のコマクサばかりでした。




そして今度はライチョウの親子に遭遇。親鳥の後をちょこちょことついていく雛鳥の姿がなんとも可愛らしかったです。




種池山荘にいったん戻り、トイレ休憩などを済ませたあとで針ノ木岳方面へと向かいます。

途中、つい走りたくなるようななだらかな道もありました。せっかくトレラン装備できてるので、ここぞとばかりに走らせてもらいました。




ガスの切れ間から見える山肌を見ながら人の少ない道をのんびりと走っていきます。




途中すれ違ったおじさんに猿がいるよと教えてもらい、その時に撮った写真がこちら。実は猿がいるなんて知らなかったので、だいぶ驚きました。

岩小屋沢岳




標高2630mの岩小屋沢岳に到着。本当ならこの奥にある剣岳など北アルプスの絶景を見れるはずなのですが、この通り真っ白です。




なんと、岩小屋沢岳を超えたあたりから天気が回復傾向となり、時折青空が見えるようになりました。このまま天気が回復することを願いながら進みます。

新越山荘




途中、新越山荘前のベンチで休憩させてもらいました。

休憩していると山荘の管理人さんが話しかけてくれて、色んな話を聞かせてくれました。なんでも新越山荘はお盆の時期でも人が少なく、静かに山小屋泊するには最適なんだとか。景色もいい所にあるので穴場的な山小屋なのかもしれません。






新越山荘を超えるとだんだんガスが少なくなり、針ノ木岳も見えるように。テンションが上がります。




走りたくなるようないい道。




赤沢岳に着くころにはさらにガスが消え、だいぶ青空が見えてきました。

赤沢岳



赤沢岳山頂からは剱岳など北アルプスの山々を一望することができました。ようやく北アルプスらしい景色を見ることができて最高でした。

山頂では他の登山者の方がのんびり休憩していたので、自分ももんびりと休憩です。




赤沢岳から見る針ノ木岳方面。

黒部ダム




赤沢岳の付近から見る黒部ダム。初めてみたのですが、こんなにエメラルドグリーンで美しいとは知りませんでした。




針ノ木岳と蓮華岳。雄大で美しい。

このあたりの稜線はなだらかで所々走ったのですが、このような景色の中で走るのは本当に最高でしたね。

スバリ岳




針ノ木岳の手前にあるスバリ岳に到着。ここからも美しい黒部ダムと北アルプスの山々を一望することができました。




そして奥に見えるのが針ノ木岳の山頂です。山頂へ行くには最後に急登を登らないといけないのですが、けっこうきつかったです。

針ノ木岳




ようやく針ノ木岳に到着です。針ノ木岳の山頂には針ノ木小屋方面から来たと思われる登山者が多くいました。

奥のほうに少し見えている湖は高瀬湖です。




針ノ木岳から見た蓮華岳方面。蓮華岳も美しい。

針ノ木小屋




針ノ木岳からしばらく歩くと針ノ木岳小屋に到着です。ここはテント場もあり景色も最高なのでいつか泊まってみたいですね。




針ノ木小屋で少し休憩をしたあとで扇沢に向けて下山を開始します。目の前にはいままで歩いてきた赤沢岳などの稜線が広がっていました。




針ノ木雪渓はまだ所々に雪が残っており、雪の上を歩かなければならない箇所もありました。

滑りやすくなってはいるものの、他の登山者の踏み跡がしっかり残っているいるのでそれに沿って歩けばアイゼンは必要なさそうでした。




所々、川を渡るような箇所もありました。

そもそも登山道が不明瞭なところも多く、ピンクテープを確認しながら慎重に進んでいきます。

大沢小屋



歩きずらい針ノ木雪渓で体力を消耗し、ヘトヘトになっていた状態で大沢小屋に到着。せっかくなので小屋の中で休ませてもらうことに。




苔沢の名水でいれたという珈琲をいただきました。疲れた体に染み渡るような、すごく美味しいコーヒーでした。小屋のご主人とも少しお話させてもらってまったりです。




最後は車道と登山道を行き来しながら扇沢まで下ります。

扇沢駅




朝5時に出発し、15時半ごろにようやく扇沢まで戻ってきました。かかった時間は休憩時間を除いて9時間ほどでした。

それにしても疲れました。特に針ノ木雪渓の長く険しい下りが一番きつかったです。

薬師の湯




湯けむり屋敷「薬師の湯」 http://www.omachionsen.jp/shops/2012/03/post-7.php

登山後の立ち寄り湯は扇沢から車で15分のことろにある「薬師の湯」を利用させていただきました。登山者にもよく利用されている温泉施設のようで、明らかに登山帰りのお客さんも目立っていました。

露天風呂が広く、お湯も熱すぎなくてのんびり疲れる温泉でした。だいぶ気に入りました。

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